introduction
理系学部の学生は、時期が来れば就職と院進学の進路を決断を迫られる。とりわけ工学系では院進学を選択する人のほうが多いであろう。もちろん、進路の選択は積極的に行われるべきで受動的・消極的理由で決定されるべきではない。しかし中には、周りに流され院への進学を決断という工程をなく受動的に選択してしまう人間が一定数いる。そんな人間は理系大学院を卒業しながらも大手には受からず、中小メーカーに進んでしまう危険性をはらんでいる。
不安と期待の給与
そんなこんなで成り行きで入った中小メーカー。1年目は研修ののち、開発の部署で仕事をした。早速、1年目は月収にして24万円、手どりは20万円。夏のボーナスはなく(泣)、冬は30万円、手取りにして25万円程いただいた。
年収的には261万円、手取りにして218万円。
いかがだったでしょうか?理系大学院を卒業しながらの中小メーカーで働く人の給与を調べてみました。金額だけに注目すると、当然少ないですね!特にボーナスが絶望的です。友達との会話が辛かったですね(泣)。。。ただ4月に給与がもらえたのは幸いでした。
労働条件は…?
労働環境は正直良いほう。実際残業時間は多い月で15時間、少ない月はほぼ5時間でほとんど定時でした。おそらく均したら月平均は10時間切っていると思います。
休日も完全週休二日制に加え、夏の休暇や年末年始の休暇があり、年間休日は125日でした。有給も、希望通り取れました。ただし入社からの半年は有給が与えられていないため、そこに自由はありませんでしたが、結果的には困ったことはありませんでした。
ほかの福利厚生についてですが基本ないです。テレワークも、ワクチン休暇もありません。
所感
給与は確かに少ないですが、ライフワークバランスという面での満足度は高いので良いと感じています。給与に関しては自分の仕事が利益につながっているかというと、採算は取れていないと思うので多くを望める立場でもないので受け入れています。(もっとくれ。大企業すぎ。今後の昇給ペース、生涯年収、福利厚生を考えるとチート。)
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